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占い うらない 自然現象または人為によって吉凶を判断したり,秘事や未来を察知する呪術(じゅじゅつ)・宗教的行為。 その方法は,鳥占,占星術,肝臓占いのように自然現象に意味づけして占うものや,人為的に作った〈しるし〉で占う綱引き,開典占いなどのほか,神がかりによる託宣,占杖(せんじょう)(杖のふるえ方で鉱脈や水脈を探る),こっくりなど多岐にわたる。 日本では古くから,託宣,シカの肩の骨を焼く太占(ふとまに)などが行われていたが,中国から亀の甲を焼く亀卜(きぼく)や易(えき)が伝来したほか,陰陽道が盛行した。 中世以後は,琴占(ことうら),歌占のように巫女(みこ)が琴をひいたり,歌をうたったりしている間に直観的に判断するものや,夕占(ゆうけ)のように夕暮どきの通行人の言葉で判断するもの(場所によって辻占(つじうら),橋占の別),鳥占,石占などが一般に行われた。 また農村では豊凶の予知のために,豆占,粥占(かゆうら)などが行われた。 星占い。 星辰の位置や運動にもとづいて地上の自然・人事全般の帰趨を知ろうとする学問ないし技術。 英語 astrology などはギリシア語astrologia(〈星の学問〉の意)に由来する。 人類最古級の知的営為の一つで,バビロニア,エジプト,ギリシア・ローマ,イスラム圏,インド,中国と広く行われ,現在でも通俗化されて世界中で盛ん。 天文学により克服された擬似学問との評価は正確でなく,優劣を論じることはできない。 天界と地上界の照応と影響関係を想定する世界観(ミクロコスモス・マクロコスモス,天人相関説)が占星術の背後にあり,したがって同様の前提に立つ魔術や錬金術,ある種の医学,心理学とも密接に関連する。西洋占星術では通常,惑星・黄道十二宮・十二室・角度からなる天体配置図(ホロスコープ)を作製し,個人や社会の将来を予測することが行われる。 タロット大全―歴史から図像まで
占いやオカルトの世界にどっぷりとおぼれてしまったところがないところはすごくいい。
最近、同著者による『数秘術の世界』を読んで面白かったので、こちらも買いました。予想をはるかに上回る充実の内容と面白さでした。
歴史から占い方まで、貴重な図版を豊富に使用した良書だと思います。
いわばタロットの「全史」の試み、その情報量の多さにはすごいものがある。 著者は最初に、タロットへの今の日本での関心が、いわば精神世界系とそうではないものとに分けられると言っている。著者の意図は、初めはただの美しいプレイングカードにすぎなかったものが、精神世界的意味を付与されていく歴史を「壮大なる幻想のドラマ」として描き出そうというところにあるようにみえる。そして、ゴールデンドーンのオカルティズムから、現代アメリカに至って、ニューエイジ的な自己探求のツールとして深層心理的な解釈が全盛となっている状況までをあとづけていく。こういった大まかな流れが日本語で書かれたのは初めてのことだ。 この本は、とてもオカルトに興味を持っているようだが、実はオカルト、あるいはサイキックな現象などをまったく信じていない人によって書かれているなあ、と思える。その外側に立って美しい幻影の数々を見て楽しんでいるというスタンスである。タロットに高度な精神的意味を求める姿勢をどこかで相対化しようとする意図を感じる。タロットの「神秘」を本気で信じていない人が「タロットに神秘を感じた人々の歴史」を書いた、そんな感じの本である。どうも、現代アメリカで主流になっていて、日本でも広まってきている「精神世界系タロット」に対して距離を取りたいという意図が見え隠れするように思う。もしかすると著者こそ、もっとも手ごわい反オカルティストかもしれない。 著者は学者ではないが学者的な本である。参考文献としての価値は大きい。タロットについての知識を得るには必須の文献である。ただ、「今ここで出ている一枚のカードに何を読み取るか」ということだけにフォーカスしようとするタイプの人には、こうした情報や知識はほとんど必要ないものだろう。
歴史的な面からも調査、考察しているとてもくわしくかかれた本です。 タロットのまとまった著作としては海外のものしかなかったところに 普通のタロット本で書かれていることとは異なった結構面白い事実が |
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